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マイナンバーカード暗証番号ロック解除方法をわかりやすく!忘れた場合も

マイナンバーカード(個人番号カード)発行の時に設定した暗証番号覚えていますか?

暗証番号忘れてしまった。 ロックされてしまった!!! どうしたらいいの⁈

マイナンバーカードの暗証番号のロック解除方法

暗証番号忘れてたときの再設定方法をわかりやすくまとめてみました。

マイナンバーカードの暗証番号ロック解除の方法

出典元:総務部ホームページ

平成28年1月から交付がはじまったマイナンバーカード(個人番号カード)

(マイナンバーカードとマイナンバーの違いについてはこちら。※PDFがダウンロードされます)

パスワード管理でよくあるケースが、暗証番号忘れ。

だれもが経験があるのではないでしょうか。

電子証明書の取得時には、マイナンバーカード申請時に設定した暗証番号を入力する必要があります。

マイナンバーカードのパスワードは、不正利用の防止対策のため、一定回数入力をまちがえると自動的にロックされる仕組みになっています。

そこで、ロックされてしまった場合の暗証番号の解除方法暗証番号忘れの手続きについてご紹介します。

暗証番号のロック解除方法は?

暗証番号を間違えて入力しロックされてしまった場合、ロック解除は住民票がある市区町村の窓口でロック解除の申請が必要になります。

申請の流れはこんな感じです。

  1. 住民票のある市区町村の窓口に行く前に、必要な持ち物などを事前に電話確認する。
  2. 住民票のある市区町村窓口へ行く。
  3. 市区町村に置いてある「電子証明書に関するパスワードロック解除申請書」を記入する(市区町村によって申請書の呼び名が違っているかもしれません)。
  4. 市区町村窓口に申請書を提出する。
  5. 暗証番号のロックが解除される(市区町村の担当者が処理してくれる)
  6. 暗証番号の再設定

上の表の流れについて、順を追ってご紹介します。

ロック解除手続きに必要なものは?

まずは、あわてて市区町村へ向かう前に、事前に必要な持ち物の確認をしましょう。

持ち物は、市区町村によって追加書類が必要になる場合もあるので必ず問合せいただくことをおすすめします。

暗証番号ロック解除の申請に必ず必要なものは以下3点になります。

  1. マイナンバー(個人番号)カード
  2. 電子証明書に関するパスワードロック解除申請書(※1)
  3. 本人確認書類(※2)

※1 申請書類は市区町村窓口に用意されています。

※2  本人確認書類は地域の市区町村によって異なるので、事前確認必須です。

ハレ
ハレ
ハレの住んでいる地域では、マイナンバーカードと顔写真付き身分証明書1点でOKだった。顔写真付きの身分証明書が無い場合は他の証明書2点必要な地域もあるようなので、事前確認はやはりしておくと安心です♡

総務省のホームページに、都道県別の市区町村問合せ窓口の一覧があります。

下記青字の「市区町村の連絡先窓口」をクリックすると、ホームページに移ります。

市区町村の連絡先窓口

ロック解除にどれくらいかかる?

ロック解除の手続きは、即日で完了します。

暗証番号入力は何回間違えるとロックされる?

暗証番号の入力って何回間違えるとロックされるのか?

気になりますよね。

こちらは、電子証明書の種類によって回数が異なります。

例えば、操作中に署名用電子証明書の暗証番号5回連続誤って入力した場合、ロックがかかり利用できなくなります。

以下、表にしてみました。

「署名用」電子証明書連続で5
「利用者証明用」電子証明書連続で3
住民基本台帳事務用連続で3
券面事項入力補助用連続で3

 

マイナンバーカードの暗証番号を忘れた時は?

マイナンバーカードの暗証番号を忘れた時は、新しい暗証番号の再設定が必要になります。

住民票がある市区町村の窓口で再設定することができます。

申請の流れはこんな感じです。

  1. 住民票のある市区町村の窓口に行く前に、必要な持ち物などを事前に電話確認する。
  2. 住民票のある市区町村窓口へ行く。
  3. 市区町村に置いてある「電子証明書に関するパスワード初期化申請書」を記入する(市区町村によって申請書の呼び名が違っているかもしれません)。
  4. 市区町村窓口に申請書を提出する。
  5. 暗証番号の初期化がされる(市区町村の担当者が処理してくれる)。
  6. 暗証番号の再設定

窓口の手続きは、原則本人のみです

ただし、入院中などやむを得ない理由により本人が窓口に行けない場合もあります。そんな場合は代理人による手続きも可能。

代理人手続きをする場合は、事前に市区町村の窓口に連絡し必要な書類や持ち物などを確認いただくと安心です。

総務省のホームページに、都道県別の市区町村問合せ窓口の一覧があります。

下記青字の「市区町村の連絡先窓口」をクリックすると、ホームページに移ります。

市区町村の連絡先窓口

再設定手続きに必要なものは?

暗証番号の再設定に必要なものは以下3点になります。

  1. マイナンバー個人番号カード
  2. 電子証明書に関するパスワード初期化申請書(※1)
  3. 本人確認書類(※2)

※1 申請書類は市区町村窓口に用意されています。

※2 本人確認書類は地域の市区町村によって異なるので、事前確認必須です。

総務省のホームページに、都道県別の市区町村問合せ窓口の一覧があります。

下記青字の「市区町村の連絡先窓口」をクリックすると、ホームページに移ります。

市区町村の連絡先窓口

法定代理人15歳未満のお子さまがいる、成年被後見人の場合)が手続きする場合は、市区町村によってご本人(お子さま本人・成年被後見人本人)でないと対応できない場合があります。

また、手続き時に必要な持ち物が違う場合がありますので必ず事前に住民票のある市区町村へ確認をしておきまそしょう。

基本的な持ち物は以下になりますので、記載しておきますね。

  • 15歳未満のお子さまのマイナンバーカード(成人被後見人のマイナンバーカード)
  • 法定代理人の本人確認書類
  • 法定代理人であることの証明書(戸籍謄本や登記事項証明書など)

※申請当日にすべて処理が完了しない場合があります(文書照会などあり)。

再設定にどれくらい時間かかる?

暗証番号の再設定手続きは、即日で完了します。

※例外もあります(↑の注意点のような場合)。

マイナンバーカード(個人番号カード)の暗証番号はそもそも何桁?

マイナンバーカードに設定した暗証番号は、以下の電子証明書によって桁が違います。

それぞれの桁数を見てみましょう。

「署名用」電子証明書英文字と数字の組み合わせ6桁から16桁(英文字は大文字)
「利用者証明用」電子証明書数字4桁(※1)
住民基本台帳事務用数字4桁(※2)
券面事項入力補助用数字4桁(※3)

※1・2・3は、同じ暗証番号の設定も可能

「※2住民基本台帳事務用」と「※3券面事項入力補助用」については、マイナンバーカード申請時に「電子証明書を発行を希望しない」に✅を記入した方も暗証番号4桁は設定されています。

では、それぞれの用途についてご紹介しますね。

「署名用」電子証明書

e-Taxなどの電子申告や「ぴったりサービス」による申請手続きを行うときなどに必要なパスワードになります。

ぴったりサービスとは

子育てに関する手続きをはじめとする、様々な届け出や申請ができます。

《よく利用されている手続き》
・児童手当の現況届け
・健康診断や健診の受診申込
・スポーツイベントや講座への参加申し込み など

「利用者証明用」電子証明書

住民票や印鑑証明などコンビニでの交付や「マイナポータル」へのログイン時に必要なパスワードになります。

マイナポータルとは

政府が運営するオンラインサービス。
行政機関とあなたとの間でやり取りした履歴を確認することができます。
子育てや介護をはじめとする行政手続きができます。

住民基本台帳事務用

マイナンバーカードの氏名や住所などの変更手続きの際に使用する暗証番号になります。

住民基本台帳とは

氏名、生年月日、性別、住所などが記載された住民票を編成したもの。
住民の方々に関する事務処理の基礎となるもの。

券面事項入力

マイナンバーカードに記載されている氏名、住所、生年月日、性別を読み取るために必要な暗証番号になります。

さいごに

総務省は国民1人あたり10万円を支給する「特別定額給付金」の給付を始めました。

特別定額給付金の申請は、マイナンバーカードがあれば申請書の到着を待たずにオンラインで申請が可能です。

そのためには、マイナンバーカードの暗証番号の入力が必要ですので、この記事がお役に立てるとうれしいです。

今回は、「マイナンバーカード暗証番号ロック解除方法をわかりやすく!忘れた場合も」についてご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。