俳優の勝村政信さんが、8月19日にツイッター上で投稿された寄せ書きへのメッセージが不謹慎だと炎上したことにより、所属事務所より謝罪と釈明文が公開されました。
謝罪文には、寄せ書きについて去年舞台が終わって書いたものではなく追悼飲み会があった7月31日当日に作成したものと判明しました。
三浦さんの「デカチンくんへ 愛しています、永遠に」の示した意味がどんなものだったなのか。
勝村さんとより深い親交はあったのか。
約2000文字の謝罪・釈明文について見ていきたいと思います。




【全文(原文のまま)】勝村政信の謝罪文
三浦春馬さんへの寄せ書き騒動により、2020年8月22日に事務所を通して勝村政信さんが謝罪文を提出しました。
その謝罪文はこちら。
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引用元:SIScompany
私、勝村政信は、共演を通して三浦春馬さんと知り合い、長く親しくさせていただいておりました。
時には弟のように感じ、時には、20歳以上の年齢差があるにも関わらず、彼の方が兄のように思えたことも多くありました。
特に今も繰り返し頭に浮かんでくるのでは、2019年に共演した舞台「罪と罰」です。
英国人演出家フィリップの高度な要求が次々と繰り出される現場にあって、春馬さんや他共演陣スタッフたちと一緒に、濃密で充実した時間を共に走り抜けました。
激しい意見が飛び交う厳しさでしたが、休憩時間にはバカ話で笑い合う和やかな時間を共有でき、その成果は作品の高い評価に現れていたと信じています。
とにかく演出家も含めチーム全員の結束力が強く、絆の強さは共演から1年以上経た今でも変わりません。
その中心には、いつも三浦春馬さんの大きな存在がありました。
この度の訃報に際し、未だに驚きとか悲しみとかの具体的な実感が得られないほど、やり切れない不思議な感情を抱えています。
そんな思いから集まれる「罪と罰」のメンバーが心のうちを語り合いながら、春馬君にも語りかける場をもったのが7月31日のことでした。
まず、皆様にお詫びしなければならないのが、多くの方々が自粛を心がけている時期に、10人近いメンバーが飲食を共にする集まりを行ってしまったことです。
本来ならば、最年長の自分が自覚し注意すべきだったにも関わらず、全く考えが及ばなかった自分の非常識さに、今更ですが心から反省しております。
大変申し訳ありませんでした。
また、皆様から多くのお叱りをいただいているSNSに投稿された写真についても心よりお詫び申し上げます。
私たちは、つい懐かしい稽古場での雰囲気のままに、明日もまた会えるかのような気持ちでカメラの向こうにいるに違いない春馬君にそれぞれが笑いかけていました。
まだ衝撃や悲しさ、寂しさが癒えない方々の気持ちを思いやることもせず、ただただ春馬君に笑いかけていました。
そして、色紙についてです。文字を見て不快に思われる方がいらしゃるかもしれませんが、説明のために、そのまま書かせてください。
僕は春馬から「カッチン」「カッチン」とずっとよばれていました。
今でも、「カッチン!」と呼ぶ大きな声が聞こえてきます。
それに対して、僕は彼のことを語呂合わせみたいに「デカチン」という愛称で呼んでいて、稽古場でもどこでも2人で「カッチン!」「デカチン!」と呼び合っていました。
そのため、皆さんがSNSで目にした色紙にも、いつものように親しみを込めて彼の愛称を書き込んでしまいました。
春馬君の個人にあてた色紙でしたので、いつものように愛称を書き込み、周りの参加メンバーも何も違和感をもたなかったのだと思います。
これは私の考えの浅さで、この色紙が多くの方々の目に触れる意識がまったくなく、単に愛称を書いたという認識しかありませんでしたので、初めてご覧になった方が、その文字面に驚かれ、不快な思いをされたのは当然のことです。
申し訳ありませんでした。
多くの皆さんから、還暦の近い大の大人がやることか!人間を疑う!というお叱りが事務所に届いたと聞いています。
なんの配慮もなく、自分が書いたものが皆さんの目に触れる可能性もあると、こういう仕事をしているにも関わらず、深く考えていなかった自分に対しての当然のお叱りと受け止めています。
私自身、スマートフォンは使っていますが、Twitterやインスタグラムはやっていないため、投稿写真はお店の方が投稿したものです。
でも、お店には全く責任はなく、投稿がどういう広がりや意味をもつのかきちんとした意識もなかった私が、お店からの問いかけにその場で了承を出してしまいました。
それがどんな内容かの考えも全くなく、事務所への確認の必要性も思いつかず、了解をだしていました。
皆さんからの問合わせを聞いて驚いた事務所からの確認の連絡にも全くピンと来ず、きちんと理解するまでに時間を要してしまいました。
そのため、今までのご説明もお詫びの気持ちもお伝えできなかったことに対しても、大変申し訳なく思っています。
三浦春馬さんのファンの皆様、写真や書き込みを見て目を疑った皆様、その他の多くの方々が不快な思いを抱かれたことと、申し訳なさと恥ずかしさで一杯です。
心よりお詫び申し上げます。
また、三浦春馬さんのご家族の皆様も、大変不快な思いをされたことと存じます。
ご家族にも心よりお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
こういう私に対し、春馬君から「カッチン!何やってんですか!?」と怒られている気がしています。
三浦春馬さん、本当に申し訳ありませんでした。
2020年8月22日 勝村政信
追悼飲み会当日に書いた寄せ書きだった
三浦春馬さん追悼の寄せ書きに「でかちんくんへ 愛しているよ」 勝村政信のメッセージに批判の声 https://t.co/Lc5BcOArfe pic.twitter.com/bXy1vqCsqy
— 🛍アマゾンレビューが趣味なんだから~🛍 (@I_LIKE_REVIEWS) August 21, 2020
寄せ書きは、舞台「罪と罰」が終わったあとに作成されたものではなく、寄せ書き中央に記載のある日付「2020.7.31」に作成されたものでした。
となると確かに不謹慎な内容と取られてもいたしかたなかったのかもしれません。
しかし、今回の謝罪文には勝村さんの誠心誠意のお詫びと釈明が書かれたものでした。
また、三浦春馬さんがいじめにあったわけではないことが文面から伝わってきました。
「デカチンくん」は勝村さんと三浦さんの間でお互いが承認しあい呼び合っていた愛称であったこと。
勝村さんと三浦さんの親交の深さが伝わってきたのではないでしょうか。
勝村さんが三浦さんを本当に慕っていたことが、何よりも安心しました。
確かにコロナ禍で外出自粛ムードの中、10人以上も集まって3蜜が避けられない飲み屋での追悼は反省する部分はあります。
愛情表現は人それぞれなので、第三者がどうこう言えることではないのかもしれません。
三浦春馬さんのファンの一人として、勝村さんの説明責任はきちんと果たしていただいたのではないかなと思います。
ネットの声続々と!
今回の勝村さんの謝罪文を呼ん方が続々とコメントを投稿しています。
勝村政信の謝罪文がカッコ良かった、あんな大人になりたい。
— 宮野 岳 (@miyanotakesi) August 22, 2020
勝村政信の謝罪文見て泣けてきた。ってかなんで謝罪までしなきゃいけないのか。「デカチン」が愛称であり、色紙は内輪の話であり、写真も含めて全てが三浦春馬に向けて仲間が愛を込めてやっただけって分かるけどな。批判するって、こういう背景を想像出来ないのかな。
— 藍 (@rYlUG0esZy22dkS) August 22, 2020
勝村政信のやつ最初デカチンくん!?どういう神経してるの?って思ったけど謝罪文読んだら全然違う意味で
よりにもよってデカチンなどという誤解を招くワードだったのがな、、— きらきらキラー (@come_again_and) August 22, 2020
きちんと謝罪文を出してくれて、春馬くんとは仲良かったとおっしゃってましたね。私は信じようと思います。そして勝村さんをこれ以上責めることは何か違うと思うし何より春馬くんが一番悲しむと思います。 #勝村政信
— ユータイ (@manabe0517) August 22, 2020
勝村政信の謝罪文は理解出来た。
でも、勝村政信を叩いた連中が理解出来ないって後出しで言ってる奴は、あれを他人が見ればそりゃ誤解するし不謹慎だ!!って腹立たしくなるよ。
謝罪しろって言うよりも説明してくれって話しよ。— ちゃんたら・:*三ᕕ( ᐛ )ᕗ (@gxdbr639) August 22, 2020
https://t.co/V0pXfRAPLN
勝村政信さんの謝罪文読む限り、ネットで非難されてるイジメでは無いようと思います。
三浦春馬さんとはお互いあだ名で呼び合う程の仲。
それを赤の他人がその間柄を知る筈もなく、憶測で非難するのは間違え。
ストレスフルの世の中ですが、他人を叩くのはやめましょう。— daira (@daidai19810921) August 21, 2020
他人の人間性を一言で否定しないでほしい…
おじさんいい人だよ…
今更微力ながら、応援する…ちゃんと頑張れよ!#勝村政信 pic.twitter.com/UHFg3JTlgU
— snoozed (@laZySnoozed) August 21, 2020
勝村政信wikiプロフィール
だいすきだもん!!!!!🥰 #勝村政信 pic.twitter.com/38m6wGHMML
— な あ ぽ ん (@__mr87) August 17, 2020
名前:勝村政信(かつむら・まさのぶ)
生年月日:1963年7月21日
年齢:57歳
出身地:埼玉県蕨市
血液型:A型
身長:173cm
事務所:シス・カンパニー
「天才たけしの元気が出るテレビ」で注目を浴び、約2年間蜷川幸雄のもとで修行。
演劇活動をメインに行い、舞台はもちろんドラマや映画と多岐に渡り活躍する俳優である。




